第97回選抜高校野球大会(18日開幕)に出場する米子松蔭の壮行会が12日、鳥取県米子市の同校体育館であった。在校生や教職員ら約400人を前に、惣郷峻吏(そうごうしゅんり)主将は「チーム全員の力を合わせて、目標である『日本一』になりたい」と躍進を誓った。
壮行会は、全国大会に出場する剣道部の男子、男子ソフトボール部とあわせて実施。33年ぶり2回目の春の甲子園に臨む硬式野球部の選手らは大きな拍手に包まれて入場し、ダンス部やサッカー部の生徒らが応援パフォーマンスで盛り上げた。生徒会長の崎前美乃さん(2年)は「自分自身と仲間を信じ、悔いのないように戦ってきてください。うれしい知らせが来ることを待っています」と激励した。
初戦は開幕日の第2試合(午後1時開始予定)で花巻東(岩手)と対戦する。